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内視鏡・洗浄・乾燥器械の紹介

胃カメラってどうやって洗っているの?

CEO イメージ
より確実な消毒のため、ハイレベルな洗浄力を実現 イメージ より確実な消毒のため、ハイレベルな洗浄力を実現 イメージ

ガイドラインに沿った
内視鏡(気管支鏡)の洗浄方法

ベッドサイドにおける洗浄

  1. 使用後、すぐに血液や粘液などを拭き取る イメージ

    使用後、すぐに血液や粘液などを拭き取る

    光源に接続した状態で、内視鏡に付着した血液や粘液、その他付着物をしっかり除去します。水分を含んだ状態の血液や粘液などは時間の経過により、凝固していきます。簡単に拭き取れるときに除去しておきましょう。

  2. 洗浄液を吸引し、吸引チャンネル内の洗浄 イメージ

    洗浄液を吸引し、
    吸引チャンネル内の洗浄

    送気と送水を行い、チャンネル内に残った血液や粘液を除去します。200mL以上の酵素系洗剤を吸引します。検査医が検査後すぐに行うのがベストです。

  3. 送気・送水チャンネルへの送水 イメージ

    送気・送水チャンネルへの送水

    送気・送水ボタンをはずして、検査中に逆流した血液や胃・腸液を除去するためのAWアダプターを取り付けます。約30秒間AWチャンネル洗浄アダプターボタンを押して送水を行います。ボタンから指を離して約10秒間、スコープ挿入部先端から水が出なくなるまで送気します。

用手による事前洗浄

  1. 防水キャップの取り付け イメージ

    防水キャップの取り付け

    防水キャップが必要なものには、防水キャップを装着してから洗浄します。

  2. 内視鏡外表面の手洗い洗浄 イメージ

    内視鏡外表面の手洗い洗浄

    中性洗剤や酵素洗剤・弱アルカリ性洗剤などをスポンジ、ブラシ、ガーゼなどにつけ、内視鏡(スコープ)の操作部、挿入部、ユニバーサルコード部、コネクター部などを入念に、水を流しながら手洗いで洗浄します。特に先端のレンズ部分は、専用のやわらかい布で洗浄します。

  3. ボタン部のブラシ洗浄 イメージ

    ボタン部のブラシ洗浄

    送気・送水ボタン、吸引ボタン、鉗子栓などをスコープから外して、それぞれ洗浄します。ボタン類や鉗子栓はブラシで、細かい部分まで洗浄します。特に鉗子栓は蓋をあけ、ブラシで洗浄した後、しっかりと揉み洗いが必要です。

  4. 吸引・生検チャンネルのブラシ洗浄 イメージ

    吸引・生検チャンネルの
    ブラシ洗浄

    内腔(チャンネル)洗浄用ブラシで、吸引・生検チャンネルの3箇所、①吸引ボタン取り付け座から吸引口金まで、②吸引ボタン取り付け座から鉗子出口まで、③鉗子孔から鉗子出口、分岐部まで、十分にブラッシングを行います。洗浄ブラシは、毛が立ってないもの・毛が抜けていない良好な状態のブラシを使います。吸引・生検チャンネルは特に付着しているものがあるので、十分な洗浄が必要です。

洗浄・消毒作業

  1. 内視鏡洗浄器にスコープをセット イメージ

    内視鏡洗浄器にスコープをセット

    スコープ専用の洗浄器が必要です。

  2. 漏水テストを行う イメージ

    漏水テストを行う

    故障を未然に防ぐよう、漏水のチェックを行います。

  3. 装置の設定を確認し、作動 イメージ

    装置の設定を確認し、作動

    内視鏡洗浄機器を操作し、洗浄の設定を正しく設定、作動させます。

  4. すべての管路を乾燥 イメージ

    すべての管路を乾燥

    送軟性内視鏡は洗浄器で洗浄する際、最終工程にアルコールフラッシュを行います。アルコールフラッシュにより、乾燥促進を行います。

  5. 洗浄・消毒の履歴管理 イメージ

    洗浄・消毒の履歴管理

    洗浄・消毒の履歴を記録します。

  1. POINT.01

    破損リスクを考える

    繊細で洗浄が難しい気管支鏡・軟性内視鏡は洗浄時の破損リスクを考えながら、しっかりブラッシングしなければならないという点です。

  2. POINT.02

    環境を整える

    手洗い洗浄がしやすい環境を整えることが大切です。蛇口やウォーターガンなど内視鏡を洗うことに適したシンクが推奨されます。

  3. POINT.03

    内腔の乾燥

    特に重要なのは、内腔(チャンネル内)の乾燥。しっかりブラッシングを行ったあと、水気が残っていると菌の温床となってしまいます。

亀 イメージ内視鏡洗浄ガイドライン

  • 【米国】AAMIの軟性内視鏡
    再生処理ガイドライン
    PDF

    2022年3月にリリースされたAMSI/AAMI ST91:2021は、クリティカル及びセミクリティカル軟性内視鏡類を再生処理するために行われる、プレクリーニング、搬送、漏水テスト、洗浄、消毒、包装、滅菌、保管といった各作業段階におけるベストプラクティス(最善の方法)を包括的に提供する米国の最新のガイドラインとなります。

    ・改定のポイント(一般社団法人 日本医療機器学会まとめ)

  • 【日本】消化器内視鏡の洗浄
    ・消毒標準化にむけたガイド
    ライン
    PDF

    日本消化器内視鏡学会は、内視鏡診療ガイドライン作成作業の一環として、消化器内視鏡の洗浄・消毒標準化にむけたガイドラインを作成しています。

モヤモヤお困り.1

洗浄の際、高価な内視鏡を
破損しないか心配…

内視鏡はきれいに、細かく洗浄しなければならないにも関わらず、カメラ部分など破損しやすい部分があり、シンク部に「こつん」と当ててしまった、傷が入っていないかなとヒヤリとする場面に遭遇したことがあるという声をよくお聞きします。

作業スペースの確保が困難

作業スペースの確保が困難

スッキリ解決! 亀 イラスト

「オーダーメイドシステム
シンク」
が解決!

サイズは、設置場所にぴったりのサイズに設計、製造するカスタムメイドのシステムシンク。またこのシステムシンクに設置できる内視鏡洗浄用バスケットを設置可能です。内視鏡洗浄用バスケットは、操作部を固定できる部分があり、ヒヤリハットをなくし、しっかりと洗浄することが可能です。

/解決できる製品/

オーダーメイド

内視鏡洗浄用システムシンク

繊細で洗浄が難しい気管支鏡・軟性内視鏡をイメージし、設計したシステムシンクです。

内視鏡を伸ばして洗浄できるシステムシンク。保護バスケットに内視鏡操作部をしっかり固定するため、洗浄時の破損リスクを最小限にすることが可能です。またバスケットをはずすとノーマルシンクとして、使用可能です。

内視鏡洗浄用システムシンク くわしく見る カタログを見る
モヤモヤお困り.2

予備洗浄が
不十分なのでは…

軟性内視鏡用洗浄消毒装置に入れる前に一次洗浄である程度汚れを落とさないといけないと知っているけれど、どの程度やればいいのか分からない。残留蛋白など目には見えない部分が心配…

予備洗浄が不十分

予備洗浄が不十分

スッキリ解決! 亀 イラスト

「恒温槽システムシンク」
解決!

当社の強みはオーダーメイド。ユーザー様の状況に応じたご提案が可能です。恒温槽システムシンク内視鏡を浸漬洗浄し蛋白を除去します。通常の用手洗浄と比較し一定の洗浄力を発揮するデータもあります。

/解決できる製品/

オーダーメイド

恒温槽システムシンク

広い恒温槽で様々な器具を浸漬できるよう、システムシンクに恒温槽システムをビルトイン。

シンクとしても浸漬槽としても使用できる多機能シンクです。槽内温度を保つ「温度管理システム」、汚れが落ちやすい「循環機能システム」、槽内や配管内を清潔に保つ「自動槽内洗浄機能システム」を搭載しています。

恒温槽システムシンク くわしく見る カタログを見る
モヤモヤお困り.3

水分が残っているのではない
かと心配…

水気が残っていると菌の温床となり、せっかく軟性鏡洗浄器で洗浄まで行っても、消毒効果の維持が難しくなります。アルコールフラッシュなどで乾燥促進を行ってもファイバーに水分が残っている場合があり、これを防ぐ、乾燥が必要です。

●鉗子口に洗浄ブラシを挿入

鉗子口に洗浄ブラシを挿入

スッキリ解決! 亀 イラスト

軟性内視鏡乾燥保管庫
「DEPO-08」
「DEPO-04」が解決!

消化器内視鏡ガイドラインを参照してできた、容量やサイズが異なる2タイプです。除湿と風量で中も外も乾燥し、保管可能です。

/解決できる製品/

軟性内視鏡除湿乾燥保管庫

DEPO-04

水分残りは大丈夫ですか? 内腔もきちんと乾燥する、低温除湿乾燥で安全に安心乾燥を行う、乾燥保管庫です。
内腔もきちんと乾燥する、低温除湿乾燥で安全に安心乾燥を行う、乾燥保管庫です。軟性内視鏡の洗浄後、「ハンガーにかけていると中から水が出るんだ…」「本当に乾いているか不安」という看護師さんの声からできた製品です。

軟性内視鏡除湿乾燥保管庫 DEPO-04 くわしく見る カタログを見る

軟性内視鏡除湿乾燥保管庫

DEPO-08

内腔もきちんと乾燥する、低温除湿乾燥で安全に安心乾燥を行う、乾燥保管庫です。洗浄終了時のレベルを維持します。これが開発コンセプトです。

DEPO-04との違いは、一度に乾燥できる本数の違いとなります。

軟性内視鏡除湿乾燥保管庫 DEPO-08 くわしく見る カタログを見る

製品を選ばれたお客様の声

亀
大学病院

大学病院 看護師

お困りごと…

胃カメラを洗浄の際、通常の流し台の部分に傷つかないようにとマットをひき、内視鏡を置き、洗浄をしており、細かい部分をごしごしと洗っているとシンクの壁面にホース部が衝突してしまい、壊れてしまわないか不安でした。また細かい部分の汚れの付着などがしっかり洗浄できているか不安に感じていました。

選定製品

  • オーダーメイドシステム
    シンク
  • 内視鏡洗浄用バスケット
  • ウォーターガン付き

選定理由

困っていることがすべて解決できる製品だったので、選定しました。他社の製品とも比べましたが、きめ細やかなオーダーが可能なこと、なにより営業マンが私たちの導線や作業のことを考え、さまざまな提案をし、それを叶えてくれたことが最終的な判断理由となりました。

■メリット

病院内の他のシンクとぴったりサイズにあわせ、設計、製造してもらったので、内視鏡洗浄用のシステムシンクだけが飛び出しているということもなく、スマートなセッティングとなりました。またシンクの全面にノズル洗浄用のブラシを設置できる場所もつけてもらい、システムシンクの一定の位置ですべて完結するようになりました。

■デメリット

内視鏡以外のものを洗浄する際、内視鏡洗浄用のバスケットをほかの場所に置かなければならないので、この場所の確保が少し難題です。

Q&A

導入までの期間は
どれくらいになりますか?

ご注文をいただいてから、約2~3カ月後に納品・導入となります
※製品の仕様・部品の入荷状況・繁忙期などの条件により納期が多少前後する可能性がございます。

導入後のメンテナンスが
心配です。

当社には器機製造から携わっているメンテナンスチームがおります。東京・大阪・福岡に拠点があり、最短で翌日にお伺いすることが可能です。

どのエリアに納品可能
ですか?

当社の製品は日本全国に納品させていただいております。北海道〜沖縄までお客様のご要望に応じて、外注にて設置することなく、すべて当社スタッフにてお打ち合わせ〜納品・設置まで行わせていただきます。

スタッフへのレクチャーも
お願いできますか?

はい、可能です。ご要望に応じて、導入後、皆様を集めての操作方法のレクチャーなど弊社スタッフで行わせていただきます。

導入までの流れ

当社は器機製造メーカーであり、すべてオリジナルの
オーダーサイズでの納品が可能です。
そのため、さまざまなお悩みを解決できる
手段を持っております。

  1. 1.お悩みや解決したい問題な
    どをヒアリングします。
  2. 2.必要なオプション品、設置場
    所を確認します。
  3. 3.適切な器機のご提案と設計
    図面を作成・提出します。
  4. 4.お見積り提出後、ご予算や
    仕様などと再調整の上、
    ご納得いくまで再設計していきます。
  5. 5.発注後、2〜3ヶ月後に設置可能です。
    ※製品の仕様・部品の入荷状況・繁忙期などの条件により納期が多少前後する可能性がございます。
  6. 6.設置後、使用方法のレクチャー
    を行います。

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お知らせ

内視鏡洗浄・乾燥のご相談

内視鏡の洗浄や乾燥でお困りの方、
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